ホワイトニング

歯の表面についた色素や、加齢や遺伝による歯の黄ばみを分解し、歯を白くする、ホワイトニング。

歯の色は、表面を覆っている半透明色のエナメル質と、その内側にある黄褐色の象牙質の色で決まる。年齢を経るにつれて、歯の色はさまざまな理由で黄ばんでいく。ホワイトニングは、歯の中にある色素を分解し、歯を明るく白くするという治療法だ。

ホワイトニングの方法は主に2通り。1つは、歯科医院で行う方法で、ホワイトニング剤を塗った歯の表面にレーザーを当て、色素を分解していく「オフィスホワイトニング」。もう1つは、自宅で行う方法で、マウスピースにホワイトニング剤を塗り、睡眠時などに装着するという「ホームホワイトニング」。

オフィスホワイトニングは、1回の治療でホワイトニング効果を得られるのが特徴。一方、ホームホワイトニングは、2週間から1ヵ月程度、時間がかかる、本人の手間がかかるといったデメリットがあるが、色が戻りにくい、自分で白さを調整できるというメリットがある。

「歯が白くなると、顔全体が明るく、輝いて見えます。歯を白くするだけで、さらに美しく、魅力的に自分を表現することができるのです」(豊山とえ子DH)

2010年3月30日掲載

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